近年、私たちを取り巻く環境が大きく変化し、小児ぜんそくやアレルギー・ダウン症・先天性疾患など、ここ20年ほどで急激に増加しています。
なぜ????
原因については、様々な議論がなされていますが、身の回りの化学物質が大きな要因ではないかと言われています。
私たちは、日々の生活の中で利便性を追求しつつ、コストも追求してきたため、様々な石油化学製品などの化学物質に囲まれる社会生活をおくるようになっています。
現在、環境省では大規模な調査を開始しています。
エコチル調査ってなに??
調査名:エコチル調査
エコチル調査では、赤ちゃんがお母さんのお腹にいる時から13歳になるまで、定期的に健康状態を確認させていただき、環境要因が子どもたちの成長・発達にどのような影響を与えるのかを明らかにします。
様々な要因で、今子供たちに起こっている現象を、調査しようという試みです。
日本だけでなく、世界の様々な国々で調査されています。
世界中で深刻な問題になっているということです。
日用品の化学物質や、食品添加物、大気中の物質など、私たちは日々影響を受け、近年の影響はさらに深刻化しているということです。
対象は:10万組の親子に呼びかける大規模調査となっています。
【エコチル調査ホームページより】
母子手帳の発行数と出生数がかなり違う??
厚生労働省:人口動態統計より
毎年、100万人前後の赤ちゃんが誕生する日本ですが、また、同時にたくさんの方が亡くなり、死産という状況もあるのも現実です。
母子手帳の発行数と、出生数の違いに関しては以前から言われていたことですが、
今回は、母子手帳の正確な発行数のデータが入手できませんでしたが、上記の動態統計を見ると死産の多さにびっくりします。
死産の原因は、主に先天奇形、変形及び染色体異常が多いようです。
また、産まれてきてもアレルギー体質だったり・・・。
複数の要因が絡み合っている現象ですので、調査結果がどのように出るかはわかりませんが、
化学物質が、体に良くないことは明らかと言えると思われます。
豚にコンビニ弁当を与え、死産続出???
西日本新聞社発行のブックレット「食卓の向こう側」によれば、福岡県内の養豚農家で、あるコンビニの弁当やおにぎりを母豚に毎日3キロずつ与えたところ、奇形や死産が相次いでいたことが分った。具体的なコンビニ名を報道しないことについて同社は、「公表するとパニックになる」と説明した。
当該記事は、福岡県で最大部数(約63万部)を発行する西日本新聞社が、昨年3月19日付朝刊に掲載したシリーズ『食卓の向こう側』をブックレットに収めたもの。同記事によると、2002年ごろ、福岡県内の養豚農家であるコンビニの弁当やおにぎりを母豚に毎日3キロずつ与えたところ、豚の妊娠期間である114日後のお産で、死産が相次ぎ、やっと生まれた子豚も、奇形だったり虚弱体質ですぐに死に、透明なはずの羊水がコーヒー色に濁っていたという。
与えたコンビニ食は、回収業者が持ち込んだもの。期限切れとはいえ、腐っているわけではなく、農家の主が「ちょっとつまもうか」と思うほどの品だった。当初の目的は月20万円のえさ代を浮かせることだった。
この記事は、非常に有名ですが限度を超える摂取は非常に危険ということの表れのような気がします。
エコチル調査は、現在も継続中です。
小さいお子さんをお持ちの方、またこれから出産を控えている方など、興味のある方は、
エコチル調査のホームページを参考にしてください。
調査に参加もできます。
サポーターメンバーも、募集していますので、是非一度ご覧ください。
*参加しているお母さんの数22,926人(平成24年1月16日現在)
*個人的に管理人もサポーターメンバーに入っています。
【様々な情報メールが送られてきます。】